【登録は?設定は?】スターサーバーで独自ドメインを使う方法

サーバー

今回は、スターサーバーに独自ドメインを登録する手順を解説していきます。

スターサーバー関連の記事は、以下のページでまとめています。

ぜひ、ご覧ください。

スターサーバーで独自ドメインを使おう

こんにちのレンタルサーバーでは当たり前なのですが、スターサーバーでも独自ドメインを設定することが出来ます

ただし、その際に少々の決まり事が存在しますので、まずここでその確認を行います。

スターサーバーで独自ドメインを使う時のルール
  • トップレベルドメインは「.com」から「.日本語ドメイン」まで幅広く対応。
    もし選択肢に無い場合は別途に申請する必要あり。
  • ドメインを登録するときは、3通りの方法で認証を行う。
  • 存在を証明できないドメインは登録できない。
  • 独自ドメインはSSL化できる!(サーバーIDドメインは無理)

だいたい上にあげたようになります。

その中でも、3番目に記した「スターサーバーには、存在しないドメインを登録できない」という事は、よく覚えておいてください。このため、サーバーを移転する際のドメインの登録については、少し特別な手続きを踏むことになります。

また、独自ドメインはSSLを使用することが出来ますので、ぜひ利用しましょう。

スタードメインで取得したドメインを使う場合は、認証の必要がありません。

ただし、スタードメインを利用している会員アカウントとスターサーバーを利用している会員アカウントがそれぞれ別の場合は、やはり認証作業が必要になりますので注意しましょう。

独自ドメインの取得はどこがおすすめ?

コマーシャルになりますが、おすすめのドメインレジストラをここで紹介しておきます。

まずは、「スタードメイン 」です。

こちらは先ほど紹介したように、スターサーバーを運営している「ネットオウル」がレジストラになっているので、ドメインの管理が楽というメリットがあります。

スターサーバーでブログを始めるなら、スタードメインでまとめてとっちゃうのがいいかもしれません。

また、「Xserverドメイン 」もおすすめですね。

ここは、世界的にも人気な「.com」の更新費が他と比べて安く(現在はスタードメインも同値)、ときおり取得費用の大セールも行っています

「安く取得して低額で維持する」はWEBサイト運営の基本ですから、エックスドメインで取得するのも良いでしょう。

ちなみに、私は当サイトのドメインはエックスドメインで取得・維持しております。

その頃は「.com」の更新費が全レジストラの中でも最安値だったと記憶しているので。

レジストラ」とは「ドメイン会社」という事です。

当記事では主にレジストラ表記で通していきますので、そのことを了承ください。

独自ドメインを登録する手順を解説

それでは、スターサーバーにドメインを登録する手順について解説していきます。

①:「ドメイン設定」画面を開く

まずは、スターサーバーのサーバー管理ツールにログインし、左側のサイドバーに存在する「ドメイン設定」をクリックしましょう。管理ツール画面を下までスクロールすると見つけることが出来るはずです。

すると、「ドメイン設定」という画面の「ドメイン一覧」タブを開くことができます。

このページには、現在スターサーバーに登録しているドメインがすべて表示されます。また、登録したドメインを削除することも可能です。

なので、スターサーバーでドメインを取り扱うときはこのページを開くことを覚えておいてください。

あなたの画面にも最初から表示されているであろう「サーバーID名.stars.ne.jp」というドメインは、スターサーバーを契約する際に作成した「サーバーID」を利用するスターサーバーのサブドメインです。

これはいわゆる「初期ドメイン」と呼ばれるもので、ユーザーが自由に弄ることができる部分は殆ど存在しません。

今回はまず独自ドメインを追加するので、現在表示されている「ドメイン一覧」タブのすぐ右隣の「ドメイン追加」タブにマウスカーソルを合わせてクリックしましょう。

②:「ドメイン追加」画面で独自ドメインを追加する

さて、先ほどのタブをクリックすると、このようなページに切り替わります。

この「ドメイン追加」画面より、スターサーバーに独自ドメインを追加していくことになります。

さて、今この画面にはふたつのボタンが表示されているのがわかりますね。

まずはここで、これらふたつは何が違うのかという事を簡単に説明します。

スタードメイン管理のドメイン
を追加する場合

スタードメインで管理しているドメインを追加したい場合は、こちらを選択しましょう。

スタードメインは、スターサーバーと同じネットオウルのサービスであるため、ドメイン追加の手続きを簡略化することが出来ます。具体的には、ドメインの認証作業を省くことが出来ます

ただし、スターサーバーとスタードメインでネットオウルIDが別々の場合はこの方法は使えませんので注意してください。

他社管理のドメイン
を追加する場合

他社管理、つまりムームードメインやエックスドメインなどのレジストラで管理しているドメインを追加したい場合は、こちらを選択します。

そして、異なるネットオウルIDで管理しているスタードメインを使う場合も、こちらを選ばなければなりません。

なお、こちらの方法では、ドメインの認証作業が必要になることを覚えておきましょう。

これらの違いが分かったでしょうか?

大きな違いは、「ドメインの認証作業があるかないか」ということですね。

スターサーバーでは、所有していないドメインを設定することは出来ません。

今回、当記事の解説は後者の方法で行います

というわけで、「他社管理のドメインを追加する」ボタンにカーソルを合わせてクリックしてください。

ステップ①:ドメイン名を入力する

さて、先ほどのボタンを押すと、このようなページに切り替わります。

ここが、他社ドメインを追加する際の設定画面になります。

さて、このページには認証方法が3通り存在していることがわかりますね。まずは、これらの違いを説明します。

認証方法の違いについて
  • Whois認証
    追加したいドメインにスターサーバーのネームサーバーを設定することで認証を行う方法。
  • WEB認証
    追加したいドメインで運用中のWEBサイトのディレクトリに、スターサーバーが指定したファイルを設置することで認証を行う方法。
  • メール認証
    追加したいドメインを登録しているサーバの独自ドメインメール利用機能を使って、スターサーバーが発行する認証IDにより認証を行う方法。

今回は新規にドメインを追加するので、「Whois認証」を利用する手順を用いて作業を行います。

「WEB認証」と「メール認証」は、サーバー移転時に使用する認証方法になります。

では「ドメイン名」の部分から、あなたが現在所有しているドメイン名をボックスに入力しましょう。また、その横のトップレベルドメイン(TLD)の部分はドロップダウンボックスになっているため、「.com」以外のドメインの場合はその部分を開いて選んでください

そして、その下の「認証方法」は「Whois認証」にチェックを入れてください。おそらくあらかじめ入っているかと思われますが、一応の確認です。

ここまで行ったら、 いったん「ドメイン追加追加」画面の操作はお休みします。

画面はそのままにしてください。

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ステップ②:レジストラでネームサーバーを設定する

さて、先ほど追加したいドメイン名の入力と認証方法の設定を整えました。

次は、その追加したいドメインを管理しているドメインレジストラの管理ページから、ネームサーバーのセッティングを行う必要があります。

ちなみに、その時のスターサーバーのネームサーバー名は以下のものになります。

ネームサーバー名

ここにメモしておきます。

ns1.star-domain.jp
ns2.star-domain.jp
ns3.star-domain.jp

ちなみに、「ns1」というのは「ネームサーバー1」という意味になります。

それぞれ各自、ネームサーバーの1番目から3番目まで入力してください。

なおその場合は、スペルミスの無いようにコピペで行うことを推奨します。

ネームサーバー名の前に半角スペースやタブスペースが入ってないか注意しましょう。

コピペする際にありがちなミスになりますので。

なお、当記事ではエックスドメインを用いた例を紹介しますので、気になる方はトグルボックスを開いて確認してみてください。

まずはエックスドメインにログインして、トップページを開きましょう。

それから、スターサーバーに追加したいドメインをクリックし、そのドメインの「契約情報」ページに入ります

そしたら、ページ下部に存在する「ネームサーバー設定」まで下にスクロールしてください。

そして、右上の「設定変更」ボタンをクリックして、「ネームサーバー設定」ページに入ってください。

ここで、「ドメイン適用先サービス」の項目は「その他のサービスを利用する」を選び、その下のネームサーバーの入力ボックスの1番目から3番目までスターサーバーのネームサーバー名を入力してください。

上記のようにちゃんと入力したことを確認したら、一番下の「確認画面へ進む」ボタンをクリックしましょう。

そして、ネームサーバー名の入力に間違いが無いかなどをもう一度よく確認したら、「設定を変更する」ボタンをクリックしましょう。

すると、ほんのちょっとの間を置いて、またドメインの契約情報ページに切り替わります。「ネームサーバー設定が完了しました。」とのポップアップが出るので「OK」ボタンをクリックしてください。

そして、ちゃんとネームサーバーが設定されているか確かめてください。

これで、スターサーバーのネームサーバーへの切り替えは完了しました。

基本的にどのレジストラも同じような手順でネームサーバーを変更しますので、参考になるかと思います。

ステップ③:確認を行う

レジストラでネームサーバーの設定を終えたら、作業を途中で止めてそのままにしておいたスターサーバーの「ドメイン追加」画面に戻ってきてください

そして、もう一度以下のことをきちんと入力しているかどうか確認してください。

  1. 追加したいドメイン名はスペルミスが無いか
  2. トップレベルドメインは正しいか
  3. 「認証方法」は「Whois認証」にしているか

全て正しければ、「認証方法」のすぐ下に存在する「確認画面」ボタンをクリックしましょう。

すると、最終確認の画面が表示されます。

最後に「確定する」ボタンをクリックしましょう。

③:ドメインの登録完了!

さて、ドメインの追加を確定したら、このような画面に切り替わります。

(画像:スターサーバーのサーバー管理ツール画面の「ドメイン設定」ページの「ドメイン追加完了画面」の画像)

この「ドメイン追加完了画面」が表示されていれば、ドメインの追加は成功です

なお、この画面に表示されている情報はすべて大切なものなので、必ず忘れないように控えておいてください。特に、「FTP情報」はFTPソフトを使ってバックアップを取得する際に必要になるので、絶対に忘れないようにしましょう。

最後に、本当に正しく登録されているのか気になる場合は、このページからサイドバーの「ドメイン設定」をクリックして、もう一度ドメイン設定ページを開きましょう。

このように、ちゃんと「ドメイン一覧」に存在しているはずです。


以上で、ドメインの追加作業は終わりになります

ここまでお疲れさまでした。

独自ドメインを登録した後は…

独自ドメインを追加し終えたら、次は以下の事をやってみましょう。

独自ドメインにWordPressを導入してみる

まずは、設定した独自ドメインにWordPressを設置してみましょう。

スターサーバーでは、ブログを始めるために必要なこのソフトウェアを初心者でも簡単に導入できる機能を備えています。

独自ドメインをSSL化してみる

独自ドメインにWordPressを導入したら、次は独自ドメインをSSL化しましょう

SSL化とは、独自ドメイン前に付く「http://」を「https://」にするという事です。

こんにちのインターネット世界において常識となっていますので、必ず行うようにしましょう。

正規化も忘れずに!

また、独自ドメインをSSL化したら、そのドメインの正規化も忘れず行いましょう

ドメインの正規化とは、「http://」の独自ドメインを「https://」にリダイレクトする作業の事を言います。

これを行わなかった場合、検索エンジンはあなたのブログをコピーコンテンツだと判断するようになってしまいますので、必ず行ってください。

終わりに

今回は、スターサーバーに独自ドメインを追加する手順について紹介しました

スターサーバーでは、ドメインの管理の証明ができなければ登録できないということを覚えておいてくださいね。

そして、ドメインを追加した後は、そのドメインでWordPressを始めてみましょう。

それでは、また。